息子は小さな彼氏?昼も夜も愛おしい日常

家族の日常

「息子って、小さな彼氏みたい」——そんな言葉を、どこかで目にしたことがある。
長男がまだ1、2歳のころ、私はちょっとドキドキしながら「本当にそうなるのかな?」と想像してみたものだ。

甘えん坊だけど頼もしい長男

でも、実際の長男はとっても甘えん坊。
「ママ〜!」とくっついてくることは多いけれど、キュンとする“彼氏感”はあまりなく、頼りになるのは「○○がしてあげるよ!」と手伝ってくれるときくらいだった。

しかも長男はスカート姿限定で「スカートかわいい!」と褒めてくれる。
2歳のころからずっと変わらない。私は普段あまりスカートを履かないので、彼にとってはちょっと特別に見えるのかもしれない。
クローゼットで服を選んでいると、必ず「今日はこれにしようよ!」とスカートを手に取る姿に、思わず笑ってしまうこともある。

無条件で愛情をくれる次男と“察してスタイル”の夫

一方、3歳の次男は最近急に“彼氏ポジション”に浮上した。
おもちゃの剣を持って「悪い奴から守ってあげるよ」と背後に隠してくれるのだ。
いや、別に怖いものは何もないんだけどね。戦いごっこの延長で正義の味方になりきっているだけ。

さらに次男は、パジャマや着古した服でも「かわいいね」と褒めてくれる無条件の愛を持っている。
夫は……聞かないと答えてくれない(笑)。
息子たちの愛情に比べると、夫はかなり“察してスタイル”だ。

寝る前の攻防戦

息子たちはまだまだ私と一緒に寝たがる。
小学生になった長男のために1人で寝る練習もさせたいけれど、甘えん坊の長男なので、毎日ではないけれど一緒に寝ることもある。
寝室に向かうところから、すでに攻防戦が始まる。

「昨日、2人で寝たじゃん?」
長男は「あれ?そうだっけ?」とか「ばれたかー」と返し、次男は「うぇーん、一緒に寝ようよ!」と泣きまね。
上目遣いがズルすぎる…!でもここで折れたら毎日一緒に寝ることになるので、「寝ないよ」と毅然と対応。
それでも寝室に行く頃には「お母さん、おやすみ」としっかり挨拶してくれる。

そして、一緒に寝るときの幸せムード。

「昨日、一緒に寝たじゃん?」
「そうだね、今日はお母さんも一緒に寝るよ!」

「本当!やったー!」と長男。
「にいに!お母さん一緒に寝てくれるって!」と次男。
2人揃って「やったー!」と大喜び。
その姿に、母の心はとろける。

布団の上でのモゾモゾ

手を繋いだり、腕をぎゅっとしたり、満足のいく寝る体制を見つけるまでモゾモゾする2人。
長男は寝つきが早く、「おやすみ」と言ってから1分後にはすやすや。
次男は保育園でお昼寝たっぷりのせいか、なかなか寝ない。
結局、私のほうが先に寝落ちしてしまうこともある。

夜中には現実がやってくる。
長男は直角に蹴ってくるし、次男は布団から落ちていることも…。
寒くなってきたので毛布を掛けてまた寝る。
寝る前はあんなに可愛かったのに、夜中に蹴られるとちょっとイラっとすることもあるけれど、それもまた愛おしい。

息子たちは昼も夜も、私の小さなヒーローであり、彼氏であり。
その無邪気な愛情に包まれて、今日も私はちょっとモテ気分を味わっています。

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