「小学校に入るとお金がかかるよ〜」と先輩ママから聞いたこと、ありませんか?
先日、郵便局で学資保険のポスターを見かけたときにも「小学校入学前がお金の貯めどき」と書かれていました。
確かに、子どもの教育費は「入学前」と「入学後」で大きく変わります。今日はデータと、私自身の体験をまじえて整理してみました。
教育費はいつから増える?
文部科学省「令和3年度 子どもの学習費調査」によると、1年間にかかる教育費の平均は以下の通りです。
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- 公立小学校:約32万円
- 公立中学校:約54万円
- 公立高校:約46万円
- 私立中学校:約143万円
- 私立高校:約104万円

無償化や地域差も大きい
最近では、小学校の給食費や高校授業料の無償化など、家庭の負担を軽減する制度も広がっています。とはいえ全国一律ではなく、自治体ごとの違いが大きいのが現状です。
札幌での体験
札幌に住んでいたときは小学校で給食費を払い、保育園では副食費を負担。さらに幼児クラスになると 主食(ごはんやパン)は家庭から持参。毎朝タッパーにご飯を詰めていました。

東京での体験
東京では小学校の給食費が無料、保育園の副食費もゼロで主食も園から出る。
地域差に驚きました。
共働きか専業かでも違う家計
総務省「令和4年 就業構造基本調査」によると、

- 共働き世帯の平均年収:約831万円
- 夫のみ働く世帯の平均年収:約635万円
私自身も札幌で9時〜17時まで働いていたときは、洗濯乾燥機や食洗機を使い、車で保育園送迎。まさに「時間をお金で買う」生活でした。
東京では時短勤務に切り替え、便利家電も車も使わない生活をしています。絶対に必要なわけではありませんが、一度使って便利さを知ってしまったので恋しい気持ちは常にあります。
入学前はやっぱり「貯めどき」
小学校に入る前までは教育費の負担が少ないですが、入学後は文房具や習い事、行事費用などがじわじわ増えます。

乳児期にはおむつやミルク代がかさみ、それも当時は大きな負担でした。でも振り返れば、それは成長とともに終わっていく出費。教育費とはちょっと性質が違います。
だからこそ「貯めどき」という言葉は腑に落ちました。
まとめ
- 教育費は小学校以降にぐっと増える(文科省「令和3年度 子どもの学習費調査」)
- 無償化制度や地域差で負担は変わる
- 共働きか専業かで収入・支出の形も違う(総務省「令和4年 就業構造基本調査」)
- 入学前の数年間は将来の準備がしやすい“貯めどき”
🌱 私も「まだ余裕があるかな?」と思っていたら、小学校に入ってから出費の多さにびっくりしました。
もし今、少しでも余裕があるなら、その分を将来の教育費に回してあげられると安心ですね。

これから入学を控えている方にとっても、ほんの少しの意識で未来がぐっと変わるかもしれません。
一緒に無理のない範囲で“貯めどき”を活かしていきましょう!


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