今回は私の実家がある新潟へフェリーで行ったお話です。
私と夫はフェリーに乗ったことがありましたが子供が生まれてからの帰省はずっと飛行機でした。子供たちにフェリーの楽しさを体験して欲しかったのと乗ったその日は運転しないのでお酒が飲めるという大人の思惑が重なり2023年の夏にフェリーで新潟に帰ることにしました。
ツーリストS
小樽港~新潟港まで新日本海フェリーで向かいます。はじめての大きな船に子供たちは大はしゃぎで探検していました!とにかく元気いっぱいな2人なので海に落ちないかハラハラドキドキしながら後を追いかけていました。大人1名につき1名の小学生未満の幼児の添い寝が無料なので、夫+兄と母+弟にしてツーリストSを2部屋予約しました。
フェリーに乗りなれている乗客が船内のテーブルや椅子がある場所を早めにとって自分のスペースにしていることを以前乗った時に知りましたが、子どもがいるとずっと座って静かにしていることも難しいので、個室の中でもリーズナブルなツーリストSにしました。しかし、窓がないので電気をつけていても圧迫感を感じてしまい、船内を散歩したりチルドレンルームで遊んだりと個室内で過ごす時間は少なかったです。小さな子供がいる船旅の客室選びは難しいですね。

ステートAツイン
行きは夕方に出港して翌日の9時ごろ着くので寝ている時間が多くツーリストSでもなんとかなりましたが、帰りはお昼に出港して翌日の早朝に着くので起きている時間が長く、行きの子供たちの様子からも部屋のグレードを上げてステートAツインにしたほうが良いのではないかと夫と話をしました。帰る当日の乗船受付時に部屋が空いているか聞いてみると、空いていたのでステートAツインに変更することができました。

結果的に言うとこの選択は間違っていませんでした。ベットの大きさはツーリストSと変わりませんが、4人で過ごしても快適な点が素晴らしかったです。窓があって明るくて部屋の外から足音や話し声がほとんど聞こえないので、フェリーで過ごす質が格段に上がります。多少子供が室内で暴れても親に気持ちの余裕があるので多めに見ることができました。(もちろん止めるときはきちんと止めます)
予約を取るときに金額だけで考えがちですが、できることなら子供たちの成長によって部屋を決めることが理想なのだと気づかされました。これは子供たちだけの為ではなくて、私たち親のQOLを上げる為です。せっかくの楽しい旅行が周りに気を使いすぎて移動手段だけで疲れ果ててしまったら元も子もないですよね。必要な時にはちゃんとお金を使うことを学びました。
船内施設について
食事はレストランで食べました。以前乗った時には券売機で食券を買うかビュッフェスタイルでの食事だったので、タブレット方式での注文方法に変更になっていて時代の変化を感じました。乗組員さんがすべての店員さんをしてくれているので、カフェや売店などの営業時間があらかじめ決まっています。
大海原を眺めながら入れるなんて船旅でしか味わえないので大浴場はおすすめです!22時に消灯なのでいつも入れるわけではありませんが、朝は6時から入れるので朝風呂もできますね。

乗船記念に乗組員服を着て写真撮影をすることもできます。
船内では音楽家による演奏やクイズラリーなど様々なイベントを行ってくれていました。
次に乗れるのはいつだろう…
とは言うものの、もう兄も小学生になったので添い寝はできません。しかも、今は東京に住んでいるので次にいつフェリーに乗るのかさえ分かりません。しかし、やま太は「フェリー乗りたいな」と言い、それを聞き逃さない弟は「大きい船乗りたい」と一緒に言ってきます(笑)北海道に住んでいる時よりも行きやすくなった場所がたくさんあるので、どこから行こうかと日々夫と話しているのですが、フェリーに乗れるのはいつになることやらです。

まずは富士山が見えるところに行きたいと願っているやまーです。


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